女装男子ミニ缶の性別哲学

女装男子ミニ缶の性別哲学

18年女装をしてきたミニ缶が性について語るブログ

【顔面事故】「俺、キモくね?」女装男子ミニ缶初メイクストーリー

どうもです!

ミニ缶です!

 

今回は僕が初メイクをしたとき「あれ、俺、キモくね?」となったときの話です。

女装を今までやったことがない場合、初めてメイクをするという時は誰しもかならず通る道で、それも、その結果というのは災難なものになることが大半だと思います。

僕もそれは例外ではなく、初めてメイクしたときは正直目も当てられないような顔になってしまいました笑

でも、メイクした後っていうのは達成感だったり、今につながっているのでやっててよかったなと思うことがたくさんあるのです。

今回はそんな女装男子ミニ缶の初メイクストーリーについて話していきたいと思います。

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初メイクしたのは18歳。ただの高専生が発メイクをしたきっかけとは。

僕が始めてメイクしたのは高専在学時の18歳のときでした。

 

そのころ僕は学生寮に住んでいて、ワンルーム7畳ぐらいの2人部屋でそれぞれのベットと机しか置けないような部屋に住んでいました。

相部屋となったクラスメートは学科も同じだったので、部活動以外は常に一緒に生活していました。

 

そんな状況だとお互いに生活しづらくならないように気を使って生活をしなければなりません。

そうでなければ、お互いの関係性に傷が入ってしまった時に生活が辛くなってしまいますからね。

 

そんな生活を僕はずっとしていたので、学生の間は気軽に女装ができる状況ではなかったのです。

 

ですが、そんな寮生活でも、女装ができる絶対的チャンスが訪れたのです!

その時というのが、高専研修旅行の時でした。

もっと具体的に話すと、研修旅行の後ですね。

高専の研修旅行では、日本各地のいろんな有名企業にお邪魔して会社見学をする、という非常につまらないものなのですが、学校で決められたコースが終了すると、何日間は自由に行動しても良い!というルールがあるんですね。

学生たちはそれを楽しみに研修旅行の準備をして楽しみにしているわけです。

でも、僕はその当時ものすごく貧乏で自由行動期間中に遊ぶお金が全くなかったので、寮に帰るという選択しかなかったのですが、逆にそれを僕はチャンスだと思ったのです。

「あれ、今だったら寮で何してもバレなくね?」

 

僕は幼少期から女装願望があったのですが、この環境のせいで長い間女装というものから離れていました。

ですが、今回のようなケースはまたとなってはないチャンスです。

 

一度そのように思い始めると、もう気持ちが止まりませんでした。

それからというものの、研修旅行に対する楽しみより、終了後の女装の楽しみで仕方がなくなってきました。

 

初メイク準備!!ダイソーで1500円ぐらいでメイク道具全部そろえた話

そしていよいよ、研修旅行終了。

さて、まずはメイク道具をそろえるところから始めなければなりません。

 

ですが、その当時はすごく貧乏で女装道具を一式揃えることができませんでした。

でも、このチャンスを逃したくない。。

 

ひとまずメイクだけでもやってみたいと思い、メイク道具を揃えることにしました。

 

どうにか安くメイク道具をそろえる方法はないのか、徹底的にインターネットで調べました。

すると、どうやらダイソーのメイク道具は意外と優秀らしい。ということがわかってきました。

 

ダイソーでなら今の所持金でもなんとかメイク道具をそろえることができるかもしれない。

そしてさらに、メイクに必要なものを洗い出すと1500円ぐらいで一通りは揃えられることがわかりました。

フルメイクで1500円とか今でこそありえませんし、安すぎて不安になるぐらいなのですが、それでも僕のお財布に致命傷を与えるには十分でした。

 

そして、これまでメイク道具なんて買ったことがなかったので、買う時に周りの人に変な目で見られたらどうしようとか、考えるだけで胃が縮みそうな思いがしました。

 

ですが、メイクしたいという思いのほうが勝りました。

それぐらい僕は本気でメイクをしてみたいと思ったのです。

 

本当にすごく悩みましたが、やらないで後悔するより、やって後悔した方が100倍マシ、だと思ったので、少し勇気を出してメイク道具を買うことを決意しました。

 

財布を握りしめて、いざ、ダイソーへ。

 

さっそくダイソーでメイク道具を買いに行ったのですが、、、

あまりにもアッサリ買えて余裕にもほどがありました。

それも、入店15分程度で商品を選び、レジを通過し、退店。

 

それまでの葛藤とはいったい何だったのか笑

今まで悩んでいたのがあほらしくなりました。

ダイソーにはおばちゃんしかいなかったし、レジの店員も事務的に淡々とピッピッピッと商品の会計をこなしているだけで、男の僕がメイク道具を購入していることに対して何か言ってくることも一切ありませんでした。

いや、本当の本当に余裕でした。

で、ダイソーでそろえた商品はこちら

  • リップ
  • ベースクリーム
  • コンシーラー
  • ファンデーション
  • パフ
  • スポンジ
  • ブラシ
  • チーク
  • ビューラー
  • アイライン
  • アイブロー
  • ブラシ
  • アイシャドウ
  • マスカラ
  • メイク落とし

計 1500円(税抜)

1500円ジャスト!!

買うのにかなり葛藤しましたが、何とか買えました。

ひとまず、道具は揃えることができました。

 

環境よし!道具よし!初メイク開始だ!!

さて、すべてのメイク準備が整いました。

 

 

初めてのメイク。

いままで、メイクなんてしたことなかったからどうやるのかわからないけどとにかく楽しみ!

 

さっそくインターネットでメイクの仕方を検索!!

当時調べて出てきた手順はこんな感じだったはず

  1. 眉毛を整える
  2. 洗顔して顔の汚れを落とす
  3. 化粧水で肌のベースを整える
  4. ベースクリームで化粧の下地を整える
  5. ファンデーションを塗りたくる
  6. チークを入れる
  7. アイラインを引く
  8. アイシャドウを入れる
  9. ビューラーでまつげをあげる
  10. マスカラでまつげを盛る
  11. リップをつける

この手順で僕は初メイクを進めていきました。

時間にしておよそ3時間ぐらいだったと思います。

 

調べながらということもあったので結構時間かかってしまいました。

 

その中でも特に難しいと感じたのはアイメイクでした。

「アイライン全然うまく引けねーすぐはみ出す」

「アイシャドウでグラデーションとかどうやって出せるんだよ!!」

「ビューラーとか難しすぎる。。。変な方向にまつげ上がってるし」

なんどもやり直したりで、まさに七転八倒です。

 

で、結果ですが。

「キメェ、モンスター出来上がってクソ笑えるwww」

という残念な結果になりました。

正直すぐにメイクを落としたくなるほどの出来栄えで精神的にかなりダメージを受けました。

俺は何をやっているんだ、と。

 

でも、ショックなのと同時に少しだけ気持ち的に高揚感がありました。

トキメキってやつですね。

 

中学前半ぐらいまで母親の服を拝借して女装をしていた時と同じような気分になりました。

女性に近づいている感じがなんとなく嬉しくて、楽しい!!

 

そんな感覚です。

 

まぁ、その後すぐにメイクを落としてしまって、初めてのメイク経験は終わってしまうのですが、その時僕がメイクに挑戦していなければ今の僕はいないわけですし、今超絶楽しいのでやってよかったなと思います。

初メイク経験について女装男子ミニ缶が言いたいこと

僕の初メイク体験ストーリーはいかがだったでしょうか。

今でこそマシになりましたが、最初の頃は本当に酷い有様で、今思い出せば顔から火が出る思いがします。

でも、それは誰しも通る道だと思うし、それは誰かに見せたり言ったりする必要のないことなので、失うものをたかが知れています。

僕が実際に失ったのは、メイク道具代1500円と3時間のメイク時間です。

 

そこから、人知れず隠れて練習していけばメイクはうまくなっていくし、小さな積み重ねでどんどん可愛く、綺麗になっていきます。

いくらメイクで上手に化けている女性でも、最初はバケモノメイクから始まっています。

そこから、練習したり工夫したり、いろんな友達とメイクの情報交換したり、教えあったり、雑誌読んだりしてメイクがうまくなって、華麗に変身できるようになったのです。

だから、メイクに時間がかかっている女性に対して文句をいうとかありえないですからね。

ここまで化けられるようになったのも努力あってのことなのです。

 

メイクをどんどん勉強して、練習していくと、もっとこうした方が可愛いんじゃないか、かっこいい系にするならどんな感じにしたらいいのか、などイクに対して好奇心が湧いてきます。

やればやるほど楽しくなっていきますし、いろんなメイク道具が欲しくなったり、試したくなったりします。

だから今超楽しくて女装してよかったなと思います。

 

この記事を読んでいてくれる方で、

「女装したいんだけど、メイク道具を買ったり、女装服を買ったりするのがちょっと抵抗あるんだよね。。。」

と思っているのであれば心配はありません。

 

昔と違って女装用の通販とかコインロッカーがあるのでそちらを利用すれば、周りの人にバレる心配もないし、安心して女装趣味を楽しめる環境があります。

なので、今の時代は女装男子にとってこの上ない環境だし、女装のハードルがものすごく低くなっています。

 

それでも、何か不安ごとなどあって、踏み出せない、、

そういう人は僕に対してメールやコメントで質問していただければ丁寧に回答させていただきます。

 

女装をやりたいって思っているのに一歩踏み出せない人がちょっとでも勇気を出して女装をする人が増えてくれたら幸いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます!

以上、ミニ缶でした!

 

P.S. ミニ缶の女装手順をすべて公開しました。

 

僕は今回紹介したような失敗をたくさんしてきました。

 

たくさん要らないものを買ってしまったり、

通販で買った服のサイズが合わなくてほとんど着ないで捨ててしまったり、

全然肌に合わないメイク道具を買ってしまったり、

お金を無駄にしたこともたくさんあります。

 

そんな僕が失敗から学び、

実践してきた女装の手順をフルでまとめたマニュアルを作成しました。

 

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興味があったら読んでくれると嬉しいです。

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メイクに関しては特に詳しく紹介しているので、

僕の初メイクの失敗やこれまでの学んで実践してきたことが

つよく活かされた内容になっています。

 

ほかの女装男子にも見てもらいましたが、

かなりの高評価です。